ロマンティック食堂・尾玉なみえ短編集1/尾玉なみえ

皆さんは現在地味に尾玉なみえ祭り期間だったってことを知ってたでしょうか?
googleで検索すると5件ヒット、yahoo!で検索すると2件ヒットとという素晴らしいヒット数。
こりゃ駄目だ、って感じのヒット数だよ。

ところで、尾玉なみえ短編集1という、「1」の部分がとても気になります。
「2」が出るって事なのかもしれないけれど、
2003年以降に書かれた短編はどれも読んだことあったから、
これ以前の短編のストックを切り出す、ってことなのかしら。

かわいい絵柄で下ネタブラックな漫画を描かれている。
とりあえず、ムカついたら指を折っちゃう指折り姫。
忍者なのだけれど、家庭教師の先生と勉強しているシャイ?なあこがれちゃん。
謎のリップクリームで何でも変身出来ちゃう不思議っ子マコちゃん。
卵管大好き、スカトロ大好きな昆虫たち。
とこう、書き出してみるとなんか凄いね。
まぁ面白い、雑誌でメインは張れないが、
後半の打ち切りラインぎりぎりに載ってて、
やべっ、ちょっとオモシレ的な尾玉なみえの漫画だなぁ、
なんて思いながら読んでたら、
全然違う画風のころの読みきりが載ってんの、
すっげ普通のアフタヌーンとかモーニングの短編作家みたいな画風。
でも芸風は今と変わらないから、
妙にリアルで気持ち悪いの、含み笑い出来ないような。
やっぱあのデフォルメされた画風だから気楽に笑えるのかしら、
なんて思ってしまったよ。

ロマンティック食堂 (ヤングジャンプコミックス)