リベリオン、それよりもガン=カタ

久しぶりに面白い映画キタ。
リベリオンだ。
それと、木曜ロードショーっでやるってことで、ちょっと加筆した。

リベリオン -反逆者- [DVD]

リベリオン -反逆者- [DVD]


パッと見、マトリックスのパクリっぽいが、
これはこういうジャケットにした会社が悪い。
それよりも内容だ!、といいたいが、
しかしながらクリスチャン・ベールがカッコよく、
ストーリーも面白いものの、
大体30分も観ればどういう風に話が展開していき、
どのような結末になり、
多分、こんな風にどんでん返しを起こすんだろうな、
ってとこまで簡単に読めてしまう。
内容は良いものの、なんとなく安心して観れる映画レベルだ。


というわけで、じゃあなんでそんなに凄いんだと言うと、
この映画の凄いところは、
ガン=カタ(GUN=KATA)と呼ばれる独特の武術を生み出し、
新しいアクションを生み出したことだ。
ガン=カタは銃撃戦を統計的に分析することにより、
もっとも効果的に敵の死角や虚をつき、
銃撃と武術により迅速に相手を殲滅することに特化した武術である。
まぁとりあえず観るといいよ。


http://www.youtube.com/watch?v=_bGqnK0mFq4


本来であれば、銃を用いる、という意味合いを考えれば、
遠距離で撃ち合うことになるわけであり、
画的、映像的には分割されて映るわけである。
しかしながら、
ガン=カタという近接格闘術のエッセンスを銃撃に加えることで、
近接での銃撃戦というありえない状態、
つまり、銃撃戦なのに、近接戦、
という映像が、この武術の登場により可能になる。
いままでは分けて写すことしか出来なかった対決者同士を、
同じ画面上に納まることができるわけだ。
そうすることで、カットを多用する必要もなく、
1つの画面で流れるように敵を倒してく主人公が映せるのだ!
マッハ!!!!!!!!などをみれば分るが、
同じ画面に主人公と敵が一緒に映り、
かつ、カットが少ないアクションシーンってのは燃えるものだよ。
しかも、先のリンク先の最後の方で観る事が出来る、
推手のようなアクションシーンはもうたまらんほどカッコよいですよ。
やはりカンフー映画も面白いけれど、
こういった銃撃戦に新たな面を取り入れた映画も面白いよね。


そしてこの映画を観てガン=カタのとりこになってしまったら、
続編?のウルトラヴァイオレットも観てしまおうぜ!!
6月24日(水)に公開だ!!
まぁ今回の木曜ロードショーはコレに関連してなんだろうね。
http://www.sonypictures.jp/movies/ultraviolet/site/index.php



アンダーワールドで、吸血鬼を倒すために銃弾に紫外線の入った紫外線弾、
狼男を倒すために硝酸銀弾が出てきたけれど、
このような突飛なアイディアの映画って好き。