SPIRIT観た

あのジェット・リー獅童のやつね。
HEROみたいに露骨なワイヤーアクションじゃないし、
内面的なところを強調する映画でもなく、
カンフーアクションが中心で、
それでいてHEROみたいな原色系の美しい景観せまくりで、
アクション、映像美丁度いいバランスで観てて面白かった。
それと、子役が異常に可愛い。
この子役達の可愛さは異常。


今回ジェット・リーが演じるのは霍元甲
詳しくはこのサイトを観ると良いよ↓
http://homepage3.nifty.com/hkaction/sub116.htm


まぁそんなことはどうでもよくて、
比較的アクションアクションな映画だよ。
バトルシーンもいかにもワイヤーアクションです、
ってのではないし、
周りにある壺やら屏風やら、
威勢良く破壊しながら格闘するし観ていて気持ちよい。
メインストーリーでジェット・リーが対戦するのは、
4カ国の猛者。
ボクサーみたいなのと、西洋の槍使いと、西洋の剣術使い。
それと刀主体の獅童
ボクサーは特に面白みがない。
西洋槍術対東洋槍術は、
そこまで違いが分りづらい。
中国槍のほうがしなりなんかも利用するんだろうけど、
よく分からん。
剣術対決は、フェンシング対中国剣術で、
あまりどちらにも詳しくないし、
かといってアクションが激しいわけでもなく、と。
それならば、回想シーンでの、
ライバル師範とのバトルで見せた、
剣のギミックを利用していなすほうがおぉ、って。
と、まぁようは、ここまでの相手は噛ませ犬的なポジションなわけで、
映画に興味を持たせるのが主なんじゃないか。
やっぱ映画のメインは、カンフー映画での王道、
色々表現の仕方はあろうが、
武の行き着く先とは何か、真に目指すべきものは何か、
を自然と一体化することで悟ることが1つ。
つまり、カンフー映画でよくある

主人公が調子に乗ってる

なにか諌められるイベント

自分を見つめなおすor流浪するor修行

武の目指すものが分った!!

自分がやるべきことをやり遂げる

宇宙(自然)と一体化

みたいなパターン。
これを中国の美しい自然を背景に丁寧にやられると、
ベタだからこそ良い。


そんで、獅童とのバトル。
獅童は正々堂々と戦う剣術家のような人。
獅童の日本刀に対し、ジェット・リーは三節棍。
三節棍というのは、簡単に言うと3本の棒をヌンチャクみたいにしたもので、
そのため、思いっきり振り回される。
それを獅童がヒョイヒョイよけて行くんだけれど、
こりゃやっぱり映像処理で何とかしてんだろうか。
そうでもないと避けらんないんじゃね、
ってタイミングでかわしていく。
このバトルは色々と趣向が凝らしてあり良い。


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