数学科の話。
私は数学科に所属する学生だが、
今日は進路説明みたいな会が催された。
そのなかで、大学院のシステムの説明を聞いていて、
どうしようもないシステム、
責任逃れのためのシステムなのだろう、と感じた。
修士の学生には専属の教官というものがつかず、
1年ごとに、サポート役的な教官が1人つく、
といったシステムらしい。
また、院の目標としては、広い意味での「研究者」を養成することらしい。
この広い意味、というのがポイントで、
数学にかかわっている人ならば、
教員だろうが事務だろうがなんでも「研究者」なんだと。
そんなんゆるゆるの定義だったのなら、
ブルジョア階級で働く必要の無い人間か、ニートになるか、
もしくはこの世からサヨナラした人以外は、
大抵が「研究者」というものになりそうだが。