のだめカンタービレ14巻
もうなんかなぁ、面白いんだけれど面白くないんだよなぁって。
両主人公の千秋とのだめの目標というか、
行動目的が明確ではないからではないのかなぁ。
今までは、下手なみんなでオーケストラやる、
とかテストに受かる、だとか、
することが明確で、その中での話のほうが面白い。
今は千秋は期待の新鋭で、のだめもレッスン中と、
立ち位置が安定しちゃってるからかしら。
最終的な目標は、千秋とのだめの2人で、ってことなんだろうけれど、
ワンピースでの、
「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を見つける、って目標のように、
どうでもいいものだと思うんだ。
ワンピース読んでて「ひとつなぎの大秘宝」を意識している人ってあんまいないよね。
千秋とのだめの共演ってのは、そんなもののようなものだと思うんだ。
じゃなければ、はじめの一歩のように、
もう必要以上に宮田君対一歩戦実現を匂わせるようにしないといけないよ。
じゃないと漫画として盛り上がらないような気がする。
やっぱり、短期的な具体的な目標を小出しにしていかないと、
のめりこむようには読めないなぁ、なんて思った。
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/01/13
- メディア: コミック
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