渡久地

最近「ONE OUTS」がアツ過ぎる。
個人的オモシロ漫画上位に食い込む面白さ。
球漫画なのだが、主人公の渡久地東亜が悪党なので、
普通の野球漫画ではない。
ここまでのざっとした概要としては、
剛速球も凄い変化球も投げなれない渡久地が、
(しかしながら、球の回転数をコントロールできる、
相手の心理を神憑りじみたレベルで読む、
稀代のブラフの使い手だったりするが)
プロ打者相手に賭け試合に勝つ。
そのプロ打者がもう一度賭けに勝ち、
そのみかえりとして、弱小チームの建て直しを頼む。
んで、渡久地の非常識的、
しかしながら渡久地曰く、勝負をするものにとって当然の姿勢、
というものを喋らず体で分らせていく。
その裏で、渡久地は球団オーナーと1勝いくらの賭けではなく、
1outいくらでの賭けを挑んでいき、結局ぼろ勝ちする。
最近、渡久地の所属する球団が身売りされ、
渡久地自身が球団を買うものの、合併の危機。
それを乗り切るには勝ち続けるしかない賭けを、
ナベツネそっくりの球界のドンに挑む、という内容。
で、今回は打率4割打線相手の3連戦で、
チームメートはやる気がない。
ので、渡久地が「ボロ負けしてこい」
というありえない命令を出す。
やばい、意味分らない、投手を疲弊させる目的なのか?
なんなのだ?
と思ったら今回はその解答編で、
いわゆる出塁率とカウントの関係を説明しだし、
負けるように命令した采配が実は……、
といった感じで、
相手チームが強打者ぞろいなので、
OPS出塁率長打率)なんかも絡めてくるのか、とか、
カウントについて前回の NANDA!?の古田の回で、
丁度古田がカウントをコントロールする話などを観ていたので、
もう次回、どのようなア展開になるのか、
2週間後が楽しみで仕方がない。