格闘技の数式

最近になって歯並びのよさが数値化されたように、
数値というのは私たちに判断し易い指標を与えてくれます。

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/interview/interview-06-02-wata.html


ではその便利な数値を導き出す、
数値化するために必要なものが数式です。
というわけで、真っ先に思いつく破壊力の公式といえば、
バキの花山薫より、

破壊力=体重×スピード×握力

が思いつきますが、
南少林というドラマを観ながら疑問点を検索していたら、
偶然にも勁の公式を発見してしまいました。
しかしながら、そもそも「勁」ってなんだよ、
って思っている方も多いでしょうから、
まずは「勁の用語集」というサイトをご覧ください↓
http://www.geocities.jp/tashihar/wushu2.html
私は「勁」とは「〜技術」や「〜状態」のようなもんだと思っています。
その辺は自分に合う語感を見つけてください。


で、「八卦掌六十四路散手技術分析↓」による勁の公式。
http://genkoukai2003.hp.infoseek.co.jp/page042.html

剛勁=功(W)=力(F)X距離(S)=力(F)X速度(V)X時間(T)(平均時速)
発勁=功(W)=力(F)X速度(V)X時間(T)(瞬間速度)
化勁=功(W)=力(F)(力は分化力)X速度(V)X時間(T)(慢的瞬間速度)
外三合の勁=功(W)=力(F)X速度(V)X時間(T)(骨と筋肉等の構成による外勁)
内三合の勁=功(W)=力(F)X速度(V)X時間(T)(内気と力で内勁を構成)


となるようです。
ですから、餓狼伝を読むときなんか、
チャック・ルイスが神山さんとのバトルでの神山さんの驚異的な射程距離は、
剛勁の公式から「力×距離」、
つまり「力×速度×時間」であり、
かなりの破壊力になる、と推察されるというわけ、
なんて考えながら読んだら面白いかっていうと、
むしろつまんなくなりそうだぽ。