専攻決まる

卒業研究決まった。
統計物理になった
数学科なのに物理ってのはなぜ、
って思うかもしれないので、
ちょっと数学のジャンル分けについて説明する。


数学をすげー大雑把に分けると、
微分積分、色々と細かくものごとを考える、
多分みんなが数学と考えているのが解析学
図形をいじくったり、抽象化したり、
そもそも図形って何よ、って考えるのが幾何学
加減乗除とはどう定義するのだろう、
定義したらそっからどういう法則が導かれるのだろう、
と、具体的には考えずに抽象的に、もしくは文字で置いて考えるのが代数学
という風に感じてはいるが、
代数学の説明は正しくないかもしれぬ、代数苦手だから。
ガロアやアーベルといった、
若くして死んだ2人は私には神、
そもそも理解するのも困難な代数で、
学問を作ったり名前を残していたりしているのだから。
それと、いままでやってきて、こいつはほんと凄いね、
って感じるのはオイラーガウス、コーシー、リーマンかしら。
まぁまだ基礎しかやってないからヒルベルトとかの凄さが分らぬ。
というか、定理に名前残ってるヤツラは本当凄いよ。


私は整数論が個人の趣味として好きなのだが、
整数論は大抵代数学
しかしながら私が得意だし学問的に興味あるのが解析学系、
そういうわけで解析学系のゼミを選ぼうとしたのだが、
11個のゼミがあって解析系のゼミは2つ、
情報数理の圧縮論のゼミ1つ、
1つは年寄りの先生の分け分らんゼミ1つ、
残りの7つくらいが代数系のゼミだった。
そりゃ代数系が強い大学だからってことはあるけどさ、
偏りすぎなわけで、
解析系は理論バリバリの関数論と、
私の選んだ統計数学系しかなく、
迷うことなく統計数学を選んだわけ。


統計数学となると、
どうしても他学問とクロスしてくるから、
題目的には統計物理ってなるってこと。
じゃあそもそも統計数学、統計物理ってなに、
って疑問には、まだ答えられないぽ。